酒匂さんの週間独り言に、為替トレードだけで生計を立てることに疑問を感じている人からの相談に対するコメントが書かれていました。
FXで生計を立てている私が言うのも何ですが、以前から、FXで起業したいという相談をメールで頂戴した方には、極力、副業としてFXをなさるようにと勧めてきました。それは、FX取引が趣味の内は良いですが、これで生計を立てるとなると、それだけで余計なプレッシャーが数倍、数十倍と掛かってくるからです。
よく、投資は余剰金で…という話を聞くと思います。これは、一つには失敗しても余剰金なら生活に影響を与えないからという理由だと思いますが、その奥には、せっぱ詰まった時に正常な判断が困難になる=トレードに失敗する、そうした事を避けるためという大きな理由があるのだと解釈しています。
私はFXを生業として満2年が経過しました。それ以前に副業というか趣味の範囲で1年半程度の経験がありますが、生業になった途端に感じたのが途方もないプレッシャーだったのです。
本業が別にある場合は、それで生計を立てられるのですから、FXが多少成績悪くてもほとんど影響がありません。しかし、生業にしてしまうと、成績が悪いからと言って、飯は無いぞ、学費払えないぞ、とは言えないのです。そんな訳で私は企業を志す方に対して安易に応援したくないのです。
さて、件(くだん)の記事についてですが…。
相談者の「為替トレードだけで生計を立てようとすることに誇りを持てないでいるのです」。この感覚わかるなぁ~。私も未だにこの感覚が残っています。
そして、この事に対して酒匂さんのコメント「プロの為替ディーラーが怒りますぞ!」。正しくその通りですね。
「為替のトレーディング、株・債券のトレーディング、或いは一個100円の卸価格で仕入れたリンゴを120円で小売する青果店の商売、皆基本的には同じことをやっているのではなかろうか?」。これも仰ることは分かります。私も知らない人に為替のことを話すときに、こんなたとえ話をしたことがありますから…。でもね、何か釈然としないものがあるんです。それが証拠金取引なのかも知れません。要するに現物じゃない先物と同じって感覚です。小売業ではリンゴを売る権利を買うなんて無いですよね。現物のリンゴを相当の対価を出して仕入れて、それを腐る前に売り切らなくちゃならない。先物は商品が手元にないから、その商品管理までする必要はないです。その「管理」ってのが目に見えない小売業者のご苦労なのではないでしょうか?
何か、話がまとまらなくなってきました。
2年は経過したものの、まだまだ安定的な経営状態には程遠いのが現実です。今年5月のドル暴落時には本当に色々なことを覚悟しましたから…。早く危険な綱渡り状態から抜け出したいものです。
※まとまりのない文章になってしまいました。
以前のブログにもこうした記事が書かれていますのでそちらもご覧下さい。